2007年6月25日

箱根登山鉄道の廃線跡

Filed under: 廃線めぐり — niuma @ 11:34 PM


箱根板橋-風祭-入生田-箱根湯本-塔ノ沢-大平台-宮下-強羅
あじさいの季節といえば箱根登山鉄道のあじさい列車が有名ですが、なんと2006年3月18日のダイヤ改正で小田原-箱根湯本間は、登山電車での運行が廃止となり全て小田急車両となったことを最近知りました。鉄道ファンのクセに疎い!

ということで廃線フェチの私は、きっと錆びさびになっているであろう第三軌道を見に行こうとしました。これも廃線には変わりないですから。


[1]↑箱根板橋風祭-入生田-箱根湯本-塔ノ沢-大平台-宮下-強羅
箱根板橋-風祭間にて。なんと、第三軌道の線路が錆びてるどころかきれいに撤去されてるじゃないですか!
(一見3線に見えますが、これはカーxブによくある補助線路です)
律儀ですね、どっかに転用したのでしょうか(><。)。。


[2]↑箱根板橋-風祭-入生田箱根湯本-塔ノ沢-大平台-宮下-強羅
入生田-箱根湯本間は、登山鉄道の車庫がある関係上第三軌道は健在という情報がありましたので見に行きました。あ、ありました!


[3]↑箱根板橋-風祭-入生田-箱根湯本-塔ノ沢-大平台-宮下-強羅
入生田駅の様子。ポイントが複雑です、これはNゲージ化とかできないでしょうね。あ、Nゲージは小田急も登山鉄道も同じ9mmかも。


[4]↑なんでも、廃止理由は輸送力増強(小田急車両20m車x6両に対し登山鉄道車両15m車x3両)と、駅のバリアフリー対応とのこと。前者は分かりますが、後者って?ということで計算してみました。
第三軌道って両車の中心が微妙にずれるのと、車両幅が小田急の約2.9mに対し登山鉄道2.6mなのでホームと電車の間が最大33.4cmも登山鉄道の方が空いていたようです。なるほど。

1 Comment »

  1. にゃんか、凄いですね。
    良く調べないといけない部分ですね。
    既に、廃止されて久しいのですが、
    浜大津?膳所間の三線軌条区間では、あたしは、幅の狭い石坂線電車に、ホームに近い側のレールを一条敷いて、通していたと勝手に決め付けていましたが。

    箱根登山鉄道では、逆だったのですか?
    う?ん、先入観が危険だと、自覚させられました。
    有難う御座います。

    Comment by みぃにゃん — 2012年3月21日 @ 3:40 PM

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