廃線跡としては超メジャーな碓氷峠に行ってきました。
碓氷峠と言えばレンガ造りのめがね橋が有名ですがあれはアプト式時代の「旧線」跡で、新幹線開通によって「新線」も廃止となり、「旧線」と「新線」の2代廃線跡が見れるという紛らわしい場所でした。
[1]↑横川駅からめがね橋までは遊歩道となっていて、ちょっとしたハイキングコースになっています。めがね橋までは4.7km、ちょっとシンドイので車で旧国道18号線を上って行きました。
[2]↑横川駅から2.6km先の峠の湯駅までは、廃線を利用してトロッコ列車が走ってます。周辺は上図のようになっています。数字は後述のカメラの位置です f(^_^;
[3]↑左はカメラ位置1、右は2からの写真。かなりの勾配です、なぜか峠の湯駅に入る側線の方が直線です。
[4]↑左はカメラ位置3、右は4からの写真。遊歩道は横川方面への線路を舗装して作っています。
[5]↑左はカメラ位置5、右は6からの写真。トロッコ列車は10時半、11時半、13時半、14時半、15時半発です。
[6]↑さて、出発するかと駐車場に戻るとEF63を発見!プレートが取り外されていて何号機かは不明です。
[7]↑めがね橋500m手前にトンネル発見、旧線跡の遊歩道でした。
[8]↑めがね橋に到着、大きいとは聞いていましたが本当に大きいです。
[9]↑橋をくぐり橋の上に続く階段を上ります。ここは遊歩道の終点、この先の軽井沢側トンネルは立ち入り禁止でした。
[10]↑めがね橋からは新線の橋が見えました。よく見ると上下線で2本の橋が架かっています。
横川方面へのトンネル、ここから横川へ下って行くならそんなに疲れないかもしれませんね。
[11]↑さて、先ほどの[9]でめがね橋から右の道を260歩ほど行くと新線下り線の橋に、さらに130歩行くと上り線の橋に着きました。
後で計ると私の1歩は約60cmでしたので、旧線と新線下り線とは約150m、新線の上下線では約80mも離れてる計算です。
[12]↑めがね橋を出発、所々に旧線や新線の廃線跡があります。
[13]↑極めつけは旧国道18号線の「R=128」という地点付近にあった新旧の廃線跡、このトンネルの中には入りたくありませんね、写真左の先に新線跡がありそうです。
[14]↑すると左側に旧線跡が、右側に新線跡がありました!新線跡は架線も張ったままなので、今にも列車が通りそうです。
[15]↑なんやかんやで軽井沢へ到着、軽井沢側は最初のトンネルの上が駐車場となっていて草木でよく見えません。駅構内付近では一部線路が撤去されていました。
以上、なんとなくですが横軽間復活を願っているのは鉄道文化村や遊歩道の充実している横川側だけで、軽井沢側は新幹線も走っているので別に、って思っているのでは、と感じました。